エンディングノートを活用しよう
終活をさらに良いものにしてくれるのに効果的なツールがエンディングノートです。
これはイメージとしては、遺書をより具体的にしたものという感じのノートです。
自分が亡くなった時に備えて、家族や周りの方に伝えるべきことをまとめておくのがその役割ですが、なかなか活用の仕方が分からないという方も多くいます。
そこでここでは、エンディングノートの活用法についてご紹介したいと思います。
参考にして頂くことでエンディングノートをさらに活用することができ、より良い終活ができるようになるはずです。
エンディングノートの活用法をご紹介
エンディングノートにはカテゴリーに分けて必要なことを記入しておくことをお勧めします。
ひとつめとしては認知症になった時です。
認知症は最近では多くの方に起こる可能性がある病気で、症状が大きくなるとついさっき起こったことや周りの身近な方の名前まで忘れてしまうことがあります。
そうなった時のためにあらかじめ準備し書き留めておくことで、周りの方もスムーズに対応していくことができます。
また、同じく高齢になると起こることがあるのが介護です。
介護をどのように受けるかということはなかなか事前には伝えにくいことです。
これもエンディングノートに書き留めておくと良いでしょう。
合わせて医療関連のことについても書き留めておきましょう。
特に、重い病気になってしまった時のことは具体的に書いておくと良いでしょう。
延命措置や病名を伝えて欲しいかなど、周りの方が相談して気を遣ってくれることもありますが、本人の希望とずれてしまっている場合があります。
これを避けるためにも、あらかじめどのように対応して欲しいかを書いておきます。
詳しく具体的に書いておくことで周りの方も迷うことがなくなるので、なるべくイメージしながら書くことをお勧めします。
葬儀のことについておきましょう。
どのように葬儀を行なって欲しいか、呼んで欲しい方や連絡して欲しい方などを書いておくことで希望の葬儀を行なってもらうことができます。
また、周りの方のことを考えて、必要ないことも書いておくと良いでしょう。
あまり気を遣ってもらわなくていいということを書いておくことで、周りの方へも配慮をすることができます。
相続についても
これは遺書でも書くことが多いですが、相続についても書いておくと良いでしょう。
どのように遺産を分配するかという点については時には話がまとまりにくいこともあるので、事前にしっかり決めておくことをお勧めします。
こうした形でエンディングノートを活用すると、よりスムーズに最期の時間を迎えることができるはずです。
ぜひ準備していきましょう。