観光と移住は違う
沖縄は日本の最南端にあるエリアであり、暖かい気候なので、観光地として人気があります。
綺麗なエメラルドブルーの海に、白い砂浜、沖縄文化を体験できる施設や、沖縄料理など、観光するには困りません。
また周辺に綺麗な島々もあるので、島に移動し観光を楽しむ方も多いです。
ただし、観光と移住し定住するとなると、それはわけが違います。
観光は数日間だけ沖縄を訪れて、沖縄の人々も観光客として歓迎してくれて、もてなしてくれます。
しかし、定住するとなると、沖縄の住民の1人となり、そのような扱いになりません。
観光したときと同じ気分で、沖縄に移住すると、イメージと違うという事になり、場合によっては、前にいた場所にUターンすることになります。
多くの方が沖縄移住を行いますが、その反面多くの方が、沖縄から元の場所に戻っていくので、沖縄に住むには、ライフスタイルなどをよく考え、事前に調べた方が良いでしょう。
沖縄で失敗せず移住するために
賃金は安い
移住するとなると、裕福でありあまるほどお金を持っている方であれば問題ないですが、移住後も仕事をしていこうと思うならば、沖縄は賃金が安いことは頭に入れておきましょう。
日本全国47都道府県の最低賃金を見ると、沖縄が一番低いです。
そのために、関東や関西などとは時給が違い安いので、十分に暮らせるだけのお金を手にれないとなりません。
沖縄は賃金は安いですが、物価はそれほど安くありません。
賃貸物件にしても、東京ほど高くはないですが、田舎ではないので、それほど安くもありません。
また生活用品や食品にしても、それほど安くはないので、その点は覚えておきましょう。
車と家
沖縄にはモノレールは走っていますが、電車は通っておらず、そのために移動するなら車は必須と言えます。
移住するならば、車を持って車で移動するか、車がなくても移動できるような場所に住むかのどちらかになります。
沖縄は冬は雪は降らないので、車がなくても、自転車などでも移動は出来るでしょう。
また住むとなると、家を探さないとなりませんが、沖縄でも家はそれほど安くはないです。
中古物件でも2,000万円ぐらいは必要となるので、それぐらいのお金はないとなりません。
賃貸であれば、まとまった頭金は必要なく、それほどお金は必要ないですが、死ぬまで家賃が発生します。
逆に購入するとなると、自分たちが亡くなった後に、家をどうするかという問題が出てきます。
また沖縄に住むとなると、九州以北とは違い、独特の文化も数多くあります。
それは人付き合いの考え方から、葬式の行い方などいくつかあるので、沖縄移住をするとなると、文化もある程度調べておくと良いでしょう。