移住者支援の街
50歳以上の方で、住みたい街ランキングの1位になったのが、福岡県にある北九州市です。
現在は人口は100万人足らずとなっており、医療や介護を充実させ、移住者の受け入れを積極的に行っています。
地方では移住者を歓迎する街も増えていますが、その1つが北九州市と言えるのです。
移住者向けのセミナーを開催する、お試しで住んでもらうなど、移住者の定住を支援しており、シニア世代を積極的に受け入れています。
移住者や定住を目指す人向けの北九州の情報サイトでは、暮らし全般情報、移住者へのインタビューなどを載せており、積極的に情報を発信しています。
また、病院も充実しており、介護施設も充実しているので、お世話になるシニア世代には、利用しやすい街になっています。
人口10万人あたりで考えると、病床数は日本で2番目に多く、50歳以上の世代には嬉しい設備となっているでしょう。
特に高齢になると、介護の問題が出てきます。
子供たちに負担をかけることもありますが、設備が整っている北九州市ならば、子供の手を借りなくても、生活が可能です。
シニア世代にとって住みやすい地域
関東と比べると、やはり九州は物価が安いので、生活レベルを保ちながらも、出費を抑えられます。
もちろん野菜や魚介類、肉などの食費を抑えられますが、スポーツクラブなどの施設を使うのも、関東よりも料金が安いので、お財布に優しいです。
商店街もあり、地元の食品も、安く購入することも可能です。
スポーツクラブで汗を流す、ゴルフクラブに行ってホールを楽しむなども出来ます。
またシニア世代となると、移住するならば、今住んでいる家を売って移住資金にするか、貯金から出すかなどの選択肢になるでしょう。
分譲でも賃貸でも、不動産を手に入れるには、シニア世代は年齢がネックになってきます。
しかし北九州市でも、シニア世代にも貸してくれる大家さんが多く、年齢を審査条件に入れていないこともあるので、高齢になっても賃貸物件を借りられます。
移住するのにあたっては、シニア世代でも気になるところは、友達や仲間が出来るかということでしょう。
1つの方法としては、自分の趣味に沿ったサークルに入ることが出来ます。
特に関東など遠くから、わざわざ北九州市に来るような方であれば、周囲は珍しがって、どうして北九州市に移住したのかと聞いてくれるので、友達や知り合いもすぐに作れます。
交流センターなどもあるので、そのような施設を利用しても良いかもしれません。
場合によっては、地方移住というと、本人たちの意向よりも、周囲が反対することがあるので、どんな生活がしたいのかビジョンがはっきりとあれば、その説得に苦労もしないでしょう。