後のトラブル回避、やっておくべき生前準備とは?

遺産の分配について考えておく

家族が亡くなることによって、遺族の間でトラブルが生じてしまい、家族の仲が悪くなってしまうというのは悲しいことですが、現実にはよくあることです。
そのため、いつまでも残された家族が仲良くいられるためにも、生前にいろいろな点を考えて、トラブルを避けられるようにしましょう。

生前準備をすることによって、遺族の間に生じかねないトラブルを避けられる要素はいくつかありますが、一番はやはり遺産相続についてです。
遺産として残せるものが現金であろうと不動産であろうと、はっきりとした公平な遺産分割ができないと、遺族の間でトラブルに発展する可能性が高くなります。
しかし、生前にきちんと納得のいく遺言を残しておけば、ある程度の不満があるとしても故人の遺志を尊重しようとしますので、トラブルを避けることができるようになります。

遺産相続についてトラブルを起こさないためにも、遺言に関する法律上の事柄をしっかりと学んで、法律的に問題のないような遺言を残すことが肝心です。
たとえば、すべての子どもや配偶者には遺留分という法律で定められた遺産相続の割合があり、いくら遺言で誰かにすべての遺産を相続させようとしても、この遺留分の規定を無視することはできません。
事前にこうした法律のことを知っていれば、後々面倒な問題を引き起こすような遺言の内容を作らずに済みますので、遺言を作るにあたって勉強する事も大事です。

葬儀の準備を始めておく

遺族にとって大変なことの一つは、葬儀の準備です。
様々な行政上の手続きをしなければならない中、葬儀会社との話し合いや、親族や知人などへの連絡など、たくさんのやるべきことがありますので、遺族にとってはかなりの負担となります。
愛する家族が亡くなってただでさえ精神的な痛手を受けているのに、さらにこうした負担がかかると、大きなストレスとなってしまうことがあります。

そこで、事前に葬儀についての準備を進めておくことができます。
現在ではほとんどの葬儀会社で、生前でも葬儀の準備や契約ができるようになっていますので、かなり細かいところまで葬儀の内容を詰めることができますし、費用の面でも決めておくことができます。
事前に葬儀の準備をしておくことで、遺族の負担を減らすということと共に、自分の好みの葬儀にしてもらうことができるというメリットもあります。

お墓の準備をしておく

トラブルの元になるものとして、お墓をどうするかという点もあります。
お墓を建てるというのは、かなり費用がかかるものですし、どこにお墓を建てるかなどで家族の中でも揉めることがあるからです。

そこで、事前に自分の気持ちをはっきりとして、お墓を建て始めることもできます。